俺は常にNo.1でなければならない。
そうしないとあの人の隣に並べないから。


















19.王者
















いつも俺と並んで歩いてた人。
同じ目線で物事を見ていてくれた唯一の人。
高みにいるつらさをあの人は知ってる。
それに伴う、精神の負担もあの人は知っている。
だからこそ悩みを分け合い支えあって
2人並んで歩いてきた。
落ちたときのつらさも2人なら乗り越えれた。
次の高みへと向かう希望にもなった。
勇気にもなった。
















俺に無くてあの人にあるものといったら
カリスマと貫禄。
それだけは追いつけない。
寧ろ、俺自身の希望。



















けれども。
隣を歩く道だけは誰にも譲れないから。

























俺は…ずっと王者を目指す。

本当に短編。
誠ちゃんの目標というか決意。
王者2人の目指す道は同じなのです。